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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章


身体を全部洗い終わった彼が近づいて来た。


「どう?少しはあったまった?」


「うん。」


「そっか、オレも入っていい?」


「うん。」


真琴はドキドキしながら、頷いた。
エドワードがバスタブの中へ入って来た。
すると急にバスタブの中が狭くなった。
そして、ぐいっと腕を引っ張られ、エドワードの胸の中に引き寄せられる。
目の前には、彼の綺麗な鎖骨があった。

ドクン、ドクン、ドクン。

(なんか、裸同士で、すごく恥ずかしいよぉ!!!!)


「顔を上げて?」


(ええ!!!顔が熱くて、のぼせそうだ・・・とても。)


「ムリ。」


「そうなると、無理やり上に向かせることになるけど?」


「うっうっ。」


真琴が恐る恐る顔を上げると、そこには自分を意地悪そうに見つめる彼の青い瞳があった。
金髪が濡れて、かなり色っぽい。

(ど、どどどうしよう!!か、かっこいい。)

真琴は見惚れてしまう。


「目を閉じて?」


「えっ?」


「キスの仕方を教えてあげるから。」


そういうと、エドワードは、左手の人差しを真琴のあごにあて、親指でキュっと唇をなぞった。
すると彼の指の感触に首筋がゾクリとする。


「まずは、目を閉じて?」


真琴はドキドキしながら、小さくコクリと頷いた。

そして、恐る恐る目を閉じる。
彼女が顔を上げ、キスを待つ姿に、彼は、満足する。

エドワードはゆっくりと真琴の唇に、自分の唇を重ねた。

それは軟らかくて優しいキスだった。

二人に、甘く痺れるような快感が走る。

(甘いな・・・そして、ひどく、この子が愛おしいく思えて・・なんか気が遠くなりそうだ。)

ゆっくりと唇を離すと、彼は言った。


「君が好きだ。この先、オレ以外の人間と、もうキスするな。」


「・・・叱ってるの?」


「そうだよ、君を叱って良いのも、オレだけだよ。」


こうして真琴のファーストキスは、エドワードの屋敷の中の、港が見える綺麗なバスルームの中で、奪われた。




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