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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章

ふたりがお風呂から上がると、オーバックが朝食を用意して待っていた。
そして彼の妻、メアリーが真琴の前に現れた。
彼女は、40代前半の大柄な女性だった。
「お久しぶりです、エドワード様。はじめまして真琴お嬢様。」
「ええ!!あたしがお嬢様って柄ですか!?」
「ぶっ!?プププッ!!」
「笑わないで、エドさん!!!」
「あの、わたしは真琴さんは、主人から、東堂商事会長の末娘さんだと伺いましたが?」
メアリーは至って真剣である。
「そう、そのとおりだ。いいよ、メアリーは、もう席を外して?」
エドワードはまだ笑ってる。
「は、はぁ。」
首を傾げて不思議そうにメアリーはダイニングを出て行った。
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