この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章


「君が¨DOLL¨だってことは、内密にされてるんだ。オーバックと親族にしか知らされてないよ。」


「へぇ。そうなんだ。」


「さぁてと、オレはそろそろ仕事に行くよ?」


「エドさん、あたし制服とか鞄とか教科書とか、全部白金のマンションに置いて来ちゃったんだけど、今日は学校どうすればいの?」


「あれ言ってなかったけ?」


「えっ?」


「そうだな、明日からでいっか。」


「何が?」


「君は、ここで英才教育を受けてもらうよ。」


「はぁ????」


「何を驚くのさ?それはオレの婚約者として、当然のことだろ。」


「ちょ、ちょっと待って!?」


「そのうち、LOVE CONPANYからコンタクトがあると思うよ。まぁ、勉強はそれからでもいいけどね。とりあえず今日はゆっくりするといいよ?」


真琴は、絶句する。


「「!?」」


「じゃ、行って来るね?」


そう言うと、エドワードは真琴の唇に軽くキスをすると、さっさとダイングを出て行ってしまった。


「…うそだ。」


(……潤さんに、まだ何も話してないのに?)


彼が出ていくのを、見送った瞬間、

頭が割れるように痛くなった。

ズキンッ!!!
ズキンッ!ズキンッ!ズキンッ!!


「…ッ!!!」」


ガタンッと、そのまま、真琴の体が崩れ落ちた。

頭が、真っ白になる。

フラッシュバック。

ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー


ーーそうだ、あたし、あの島で、何かしらの洗脳を受けていた?ーーー

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー


「真琴さま、大丈夫ですか?」


近くに寄ってきたオーバックが心配する。


真琴は、ハッとする。


「だ…大丈夫です。」


真琴の頭の中は、とてもクリアになって、モヤモヤが取れていた。


(…頭痛が、なくなった?…それよりも…さっきのエドさんの言葉は、なに?)


「あたしは、いつ、あなたの婚約者(決定)になったのよーーーーーっ!?」


気が動転して、しばらく真琴は慌てまくったが。
しかし思い出してみれば、確かに昨夜そんなようなことを彼は言っていたような気がした。


「潤さん・・・どうしよう。」


完璧に彼のペースに嵌っていることに、ようやくこのとき真琴は気がついた。





.
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ