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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章

「・・・真琴。」
えっ?今微かに潤さんの声がしたような気がしたけど!!!
東屋の奥へ進むと、高い柵が見えてきた。
そこに、4WDの黒のベンツが見えた。
潤さんの車だ!!!
ここには監視カメラが至るところにあるから、木の陰になるところを探して小さく座り込んだ。
「潤さん。」
小さく呼んで、彼を呼んだ。
彼の姿を見て、愕然とする。
腕をギプスで三角巾でつっていたからだ。
「どうしたんですかその腕?」
「ああ、骨折した。」
潤さんは、柵越しに、あたしの目線に合わせるように、座った。
「大丈夫なんですか?」
「ああ。それよりお前パンツ見えてるぞ?」
「えっ?」
あ、本当だ!!!恥ずかしいよぉ!!!
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