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愛DoLL☆美しき野獣
第6章 六章
2階のベイブリッジの見える浴室でシャワーを浴びていたら、突然、エドワードが入って来た。
彼は、仕立ての良いYシャツにラフなズボンを身にまとっていた。
「身体、洗ってあげようか?」
「結構です!!!早く出て行って!!」
彼を目の当たりにすると、昨夜の情事が鮮やかに蘇ってくる。
あの、悪夢のような一夜。
けっして彼は真琴を離そうとはしなかった。
そして今もなお、彼女に近寄ってきた。
シャワーの飛沫も気にせずに、後ろから真琴を抱きしめている。
「ダメだよ!!!服が濡れちゃうでしょ!!!」
「いいんだ。」
ぎゅうっと優しく慎重に彼は抱きしめている。
「嬉しいよ!もう、いやだって言わなくなったね?」
「だって、散々あたしがいやだって言っても、あなた全然効かないじゃない!!!」
真琴は怒ってるのに、彼は構わず、彼女の耳を齧る。
「・・っ!?」
彼の吐息が、舌が、歯が、耳に当たると真琴は無条件に感じてしまう。
彼の唇は、下に這い、真琴の首筋をさまよい始めた。
真琴は必死で懇願する。
「・・はっ・・お願い、もう痕をつけないで。」
「わかった。首にはつけない。」
そういうと彼は、彼女の背中にキスを散りばめていく。
気がつけば、エドワードの服はもうびしょびしょで、収拾つかなくなっていた。
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