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愛DoLL☆美しき野獣
第6章 六章


「彼女は精神制御および記憶の改ざんなど特殊なプログラミングはされてませんので、医療機関による肉体および精神的ケアーは必要ないと思われます。」


「それも、了解した。」


「これはオプションですが、人為的に彼女の身体にエドワードさまの精子を人工授精させるプランもありますが、どうしますか?」


フデレリックが答える前にエドワードが、ダンっと、テーブルを叩き割った。


「必要ない!!!もう真琴は¨DOLL¨じゃないんだから!!」


「ご当主のご判断をお伺い出来ますか?残念ながら我々と契約されたのは、お坊ちゃまではないのですからね。」


フデレリックは、深いため息をつく。
そして、エドワードを見て、言った。


「わたしは息子を信じてる。それは必要ない。」


「親父・・ありがとう。」


エドワードは感謝の気持ちを込めて父親に、お礼を言った。


「作用でございますか。では、あとは東堂家のご当主である、千秋さまとお話下さい。この度はLOVE CONPANYをご利用ありがとうございました。また何かありましたら、ご遠慮なく言って下さい。」


ジゼルはそう告げると、ノートパソコンを閉じて契約書を鞄にしまい、一礼したあと、部屋から出て行った。


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