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愛DoLL☆美しき野獣
第7章 七章

「感じることを恐がらないで?」
鎖骨に舌を這わせながら、ゆっくりと服を全て脱がしていく。
あたしは、されるがまま、おとなしく感じることにした。
お互い裸になって、触れた部分が熱い。
ぴったりと密着して、彼の熱を感じる。
「…っん、はっ…。」
彼は、何度も何度も、背筋を撫でてくる。
「これ、気持ちい?」
「…んっ…うん。」
その度に、ピクンピクンと、感じてしまった。
「可愛いよ、真琴。嫌なことはしないから。」
その言葉を聞いて、あたしは、涙が溢れてきた。
なぜか、潤さんの事を思い出して…。
「泣いてもいいよ?大丈夫、大丈夫だから。」
そう、言って、頭を撫でながら、またキスをしてくる。
…いつか、潤さんと、キスしたいなぁ…。
そんなことを思ってしまう。
叶わない夢で終わってしまいそうで、恐い。
だって、あたしは、もう穢れてしまっているから。
胸を愛撫されると、何も考えられなくなってしまう。
「…あんっん、ああ。」
気持ちいい…。

