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愛DoLL☆美しき野獣
第7章 七章
「あれ、言わなかったけ?オレ、君以外の誰かと結婚しても、君を手離すつもりはないよ?なんせ兄弟だし♪ずっと一緒に暮らせる。」
「何それ??それじゃ、あなたと結婚した奥さんや生まれてくる子供がかわいそうじゃない!!絶対にそんな結婚しちゃだめ!!」
「え?オレ、女の子に優しくする¨ふり¨は得意だよ?」
「だめよ。だめったら、だめ!!」
「じゃあさ、20歳過ぎたらオレの子をひとり真琴が生んでくれればいいんだ。そうすれば、オレは結婚しなくて済むし、その後、君も潤と結婚できるじゃないか?」
「子供がかわいそうよ!!!とても複雑すぎるわ!!!」
「そうかな?潤もオレもきっと君も子供も大切にするよ?」
「あの、ちょっとお聞きしたいんですが。」
「ああ、何?」
「あたしと潤さんの気持ちは全く無視なんですか?」
「たぶん、その頃には、嫌ってほど、君がオレから離れられない気持ちになってるはずだけど?潤の方もオレがそう簡単に、真琴から離れるはずないと分かり切ってるんじゃないかな?」
「意味わかんない!!!!」
「分かるよ、そうだな・・そのうち分からせてあげるから、楽しみにしてて?」
(うわーーー!?なんかその発言自体が、ものすごく怖いんですけど・・・・・!?)
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