この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第2章 二章

「冗談だ。お前が男だったら、それはそれで、迷惑だ。」

冷たくあざ笑うように言われた。

(むかつく。なんて嫌味な男なんだろう?でも、もしもあたしが男だったら、あの後ふたりはどうしただろうか?)

真琴はここに来たときのことを思い出す。

(確か・・いきなりエドさんに抱きつかれたんだよね?エドさん、そのあとどうするつもりだったんだろうか・・?)

「真琴ちゃん?どうしたの?ぼーっとしちゃって?早くテーブルに並べて?」

「あ、はい。」

「気にしなくていいよ、潤は女の子にはいつもああなんだ。」

「は、はぁ。」

「真琴ちゃん、また料理教えてあげるね。」

にっこり微笑んだエドワードに、真琴は顔が熱くなる。
心臓もドクドクいってる。

(もしかして、あたし・・エドさんのことが好きなのかな・・・?優しいから、人として好きってだよね?うん、そうしとこ。)

真琴はいつでも優しく接してくれるエドワードへ、ひそかに恋心を抱きつつあった。

「いただきます。」

三人で、食事を取る。
ふたりとも、とても行儀良く食べるのだ。
真琴は、島育ちのせいか、マナーなど習ってなく、口に食べ物をつけぱなしでも気にしない。

「おい、お前、はしたないぞ?」

「ああ、ご飯がくっついてるよ?ほら、ナプキンで拭いてあげる。」

「エド、甘やかし過ぎだ。」

「そうかな?潤が厳しすぎるんだよ。」

「あ、いいです、エドさんあたしが悪いんです。」

とっさにナプキンで自分で拭いた。
潤が、二人のやり取りを見て、眉を潜めた。
真琴は、かなりエドワードになついてしまっている様子だ。


「真琴、話がある。あとで俺の部屋に来い。」

「えっ?」

いきなりの命令に、とても不安になって、真琴はエドワードのことを見た。

(どうしよう・・潤さんとふたりきりで話すの、いやだな。)

「大丈夫だよ!潤は口は悪いけど、女の子を襲ったりしないから。」

「どういう意味だよ?」

「そのまんまの意味だよ。潤、浮気したら、承知しないからね?」

「しねぇーし!!!」

「ははははっ。」

エドワードは潤をわざとからかって、とても楽しそうだった。
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ