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愛DoLL☆美しき野獣
第8章 八章


「・・・・・!?」


潤は一瞬、言葉を失い、しばし呆然とした。

うそだろ・・・・!?

真琴が・・・最悪な・・・とても最悪な状況下にされてしまった。
と、潤は思った。

あのエドワードの異常な性格から、とても純粋な兄弟を演じているはずがない。

しかも、夫婦とか婚約者とかなら、将来的にまだ離婚や解約できる処置はあるが・・・・兄弟となると、そうはいかない。

一生彼は彼女につきまとうことになるのだ。

そうなれば、あとあと無理難題を彼女に押し付けるに違いない。

そんなことは、させられない!!!

そして潤はついに、決断する。

早くここから、出るためだ。
もう一か八か直談判するしかない。


「親父、真琴が東堂家を出たならば、俺と彼女との婚姻を結ぶ手立てはあるのか?」


潤は切羽詰った声色で言った。

すると、ついに本音を言ったなと、言わんばかりに、登は高々と笑い出した。


「ははははっ!!あの娘は恐ろしく使えるな!!木下家に、世界を牛耳るジャックスホード家との婚姻までもたらしてくれようとは!!!だが、血は東堂家の者であることには変らん!!」


「たのむ!!真琴と結婚できるなら、俺はなんでもしてやる!!!だから俺をここから早く出してくれ!!!」


「ならば、お前に試練を与えてやろう?」


「なんだ?」


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