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愛DoLL☆美しき野獣
第8章 八章



お風呂に入り終わったあと、下着姿のまま
真琴の手足を鎖で拘束して、ベットに括り付けてしまったのだ。


「さぁてっと!!これで心置きなく出来るね?」


真琴は、どうして良いのかが分からない。
心なしか、身体がブルブルと震え出してしまう。


「兄さま・・やめて。」


「限界だよ、もう6日も君のことを抱いてない。」


真琴はブンブン首を横に振る。
恐怖のあまり涙が出そうだ。


「あ・・あたし・・¨DOLL¨じゃないの。もう違うの。」


「オレ、君のことを¨DOLL¨だと思ってないよ。」


「じゃあ、なんでこんなひどいことするの?」


「愛情表現かな?大丈夫、そんなにひどいことはしないから。」


「本当・・?」


「うん!それに絶対に肌を傷つけたりしない。約束するよ。」


「・・・本当に?」


「本当だ、ちょっとだけオレの欲を満たしてくれるだけでいい。」


「いつものじゃ、だめなの?」


「ダメ。これから君が、オレをどれだけ欲しがるか、見てみたいんだ。」


するとエドワードは、ガウンを脱いで、右手の親指で真琴の唇をなぞった。
それだけで、彼女はびくっと首が反り返ってしまう。


「オレに・・キスして欲しい?」


「ほ、欲しくない!!!お願いだから、この鎖、解いて!!」


真琴が叫ぶと、彼は小さくため息を吐いた。


「そっか、残念だけど、今の答えで優しく出来なくなった。」



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