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愛DoLL☆美しき野獣
第8章 八章

「や、いやぁっ!!」
恐怖のあまり真琴の目から涙がボロボロ出てきた。
(・・・怖い!!怖い!!!潤さん助けて!!)
彼は彼女の頬に伝う涙をペロリと舐めると、彼女の口の中に、右手の人差し指と中指を突っ込んだ。
「・・・んっ・・・んんーっ!?」
彼女の口の中を確かめるように指を掻き回す。
「口内が狭い。これじゃオレの3分の1も収まらない。」
「んんっ!?」
そして突然、真琴は彼に鼻を摘まれた。
しかも日本の指は容赦なく口内を掻き回すことをやめてくれない。
真琴はとたんに息がしにくくなり、苦しくなる。
「・・・つ・・んんんーーーっ!!!!」
もがくように背中をばたつかせ、何とか逃れようとするが、エドワードはそれを赦さない。
器用に歯と歯の間を小指と親指で持ち上げ、彼の指を噛むことも赦してくれない。
口端から唾液がダラダラ出てくる。
「ほら、もうべちょべちょだ。」
透明な液体が、首まで伝うとようやく彼は指を抜いた。
「はぁはぁはぁ。」
彼女は口で息を思い切り吸い込むが、まだまだ空気が足りなかった。
「はぁ・・はぁ。」
涙と唾液でぐちゃぐちゃになった顔を彼は満足そうに眺めていた。
でも彼はけして鼻を摘む行為はやめない。
そして彼の口から悪魔のような囁きが漏れる。
「そうだね、今からオレが与える息しか吸えなくなるから、今のうちにたくさん吸っといた方がいい。」
「なっ・・・はぁはぁ!?」
「覚悟は良い?」
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