この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第8章 八章

恐怖のあまり真琴は、首をブンブン横に振るが、彼は容赦なくその綺麗な顔を近づけてくる。
「いい?舌を噛んだりしたら、倍返しだからね?」
そう囁くと彼は、真琴の唇に深くくちづけをする。
「っ・・・んんっ!?」
クチュクチュと舌を絡め喉の奥まで侵入してくる。
(・・・息が・・出来な・・。)
真琴は次第に頭がぼーっとして、彼から与えられる微かな息を欲しがるしかなかった。
(・・苦しい・・もっと・・もっと・・ちょうだい!!)
慣れた彼の舌の感覚が息苦しいせいで、刺激を増幅させている気がする。
(ど、どうしよう・・苦しいけど・・・気持ちいい・・・・っ!!!)
そうしているうちに、空気が欲しいのか、彼のキスが欲しいのか分からなくなってきた。
だんだん思考回路が麻痺してくる。
(空気が欲しい・・ううん本当は・・・兄さまに・もっと・・たくさんキスして欲しかったの。)
気づけば真琴は自らも舌を絡ませ、彼から与えられるキスに必死で答えていた。
.

