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愛DoLL☆美しき野獣
第8章 八章

エドワードは、彼女が従順になる方法を良く知っていた。
ようやく鼻をつまんでいた手を離した。
それでも、キスはやめてあげない。
「・・・ん・・はっ・・。」
深いキスを繰り返してお互いの息が荒い。
彼はもっと欲しがる彼女の顔がみたくて、唇をわざと離した。
真琴は目をトロンとさせ、名残惜しそうに彼の唇を見つめていた。
「・・もっと・・兄さま・・。」
両手を拘束され、涙を流しながら自分に訴える彼女の姿は、ひどく魅力的で淫らに映る。
「そう、君のその姿が見たかったんだ・・。」
エドワードは、満足すると、真琴に括り付けた拘束具を外した。
「これは、もう必要ないね?これからはちゃんとオレにおねだり出来る?」
真琴は真っ赤になりながら、コクンと小さく頷いた。
「・・・本当は・・あなたがいなくて・・・さびしかったの。」
エドワードの欲は彼女のその言葉でフル満タンになった。
逆に愛おしさがこみ上げてきて、優しく彼女を抱きしめる。
「じゃあ、今夜は最高の夜にしよう。」
エドワードは万遍の笑みを浮かべて、彼女のおでこにチュッとキスをする。
「これからは優しくするよ。」
「・・・兄さま。」
真琴は涙を流しながら、手を伸ばしエドワードのサラサラの金髪に両手を埋めて、彼の唇に自らキスをした。
(心は確かに潤さんのことが好きなのに・・・どうしても身体は・・あなたを求めてしまうの・・・。)
この後、真琴は、すでに彼の手中に堕ちてしまったことを、その身体で体感させられることになる。
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