この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第10章 十章
「へっ?何があったか知らないけど、こっちに来る?あたし、そこの民宿に滞在してるのよ。」
美咲が指差す方向は、ビーチに隣接している民宿だった。
美咲らの友達は、ビアガーデンで騒ぎまくっている。
「いく。」
真琴は、仲間にいれてもらおうと、美咲の側に行った。
「いらっしゃぁい。みんなぁ、真琴ちゃん来たよ♪」
「おお、16才♪女子高生だ。」
「若い!!!!」
「とにかく乾杯ー♪」
みんな、すでに出来上がっていた。
「ほら、真琴ちゃんも、飲みな?飲んで嫌なこと忘れちゃえ!!!」
美咲は、真琴に飲み物を渡した。
走って喉が乾いていた真琴は、それをぐびくび一気飲みした。
「おお、良い飲みっプリ。」
「ぷは。なんか、これ美味しい!!」
「カシスオレンジだよ、もう、一杯飲む?」
「うん。」
真琴は、お酒だと知らずに、カシスオレンジを何杯もおかわりした。
すぐに、酔いが回り、体がふわふわして呂律が回らなくなる。
「…ひっく、あれ、なんか頭がボーっとする。」
「やば、ちょっと調子に乗って、飲ませ過ぎちゃったかしら?」
.