この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第10章 十章
「帰ろう、潤。真琴もいなかったし。見たくないものみて、触りたくないものを触って、今、メチャクチャ気分が悪い。」
「おい、お前。」
「…なっ、なによ。」
「自分が女で良かったな?じゃなきゃ、こいつに、半殺しにされてたぞ。」
「ほんと、むかつく!!!!穢らわしい!」
エドワードは、美咲の胸を触ってしまった腕をみて、壁を思いきりぶん殴った。
ドスッ!!!ドスッ!!!ドスッ!!!
パラパラと壁紙は抜け落ち、べっこり穴があいていた。
「…ひっ…!!!」
それを見た美咲は、腰が抜けて起き上がれない。
「壁の修理代は、民宿の家主に、後で建て直し費用を出すように言っておくから。」
.