この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第10章 十章


「…ひっ…ごめんな…さい!!!」


美咲は、エドワードの切れっぷりに、恐怖を抱いて、床に散らばった服を漁りだした。


「…服、着なきゃ…!!!」


「あれっ!!!!」


エドワードは、散らばった服の中に、キラリと光るものを見つける。


「どけ。」


美咲を押し上げて、服を掻き分ける。


「あった。」


「へっ?」


見上げた先は、さっきよりも怖いかおをした、エドワードの形相があった。


光るものを手にとる。

潤が、ハッとする。


「これは真琴のヘアピンか?」


「うん。」


「ち、違うわよ、わたしのよ、それ。」


「ぶざけんな、これは、オレがフランスの工芸品店で買った、世界でただ一つしかない、真琴のためにあげたものだ。」


「…そっ…そんな。」


「それに、このピンを、今朝、真琴の髪に留めてあげたのも、このオレだよ。」


「そんなの、ここに来たときに、ただ、取れただけよ。」


「うそつき。」


「いやぁ、やめて。」


エドワードは、美咲の髪の毛を引っ張りあげた。


「オレが留めてあげたんだよ。相当何かで暴れたりしなければ、取れないはずだ!!!!」


「痛い、痛いです!!!!」


「初めてだよ、こんなにも、女とか関係なくズタズタに、殴り倒したくなったのは。」


「ひーーーっ!!!!!!助けて!!!!!」


「「真琴を何処へやった?」」



8畳一間の狭い部屋に、エドワードと潤のドス黒い声が響き渡った。


.
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ