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愛DoLL☆美しき野獣
第10章 十章
次の日、快晴。
騒ぎを起こした張本人たちは、昨夜のことを反省して、真琴に謝りにコテージを訪ねてきた。
「ごめんなさい、真琴ちゃん。わたしたち、本当に、どうかしてたわ。」
「「わたしたちも、悪のりしすぎました、ごめんなさい。」」
「うん、わざわざ謝りにきてくれて、ありがとうございました。」
「あなたが羨ましかったの。」
「えっ?」
「二人に、とても愛されてて。」
「それは、違う。あたしたちは、ここまでの関係になるまで、とても時間がかかったんだ。だから、羨ましがられる要素はまるでないんだよ。」
「どういうこと?」
「詳しくは、話せない。だけど、美咲さん、美咲さんのお友達も、人を傷つける行為はよくないよ!!!お願いだから、あんなこと、他の誰かにやったりするのは、やめてね!」
「わかったわ。」
「じゃあ、もう二度と会うことはないかもしれないけど、ビーチバレー楽しかったよ。ありがとう。さようなら。」
真琴は、彼女たちに別れを告げると、潤とエドワードのいる部屋に向かった。
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