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愛DoLL☆美しき野獣
第11章 十一章


響が運び込まれたのは、LOVE CONPANY研究日本支部。

彼女は集中医療ラボで診療を受けていた。

すぐに内視鏡の胎児の写真を見せられた。

それを見た潤は、本当に彼女の体内に命が宿っていることを実感してしまった。


「肉体改造と精神制御を施された¨DOLL¨の人工授精・出産は、非情に難しい実験です。」


医療チームのチーフがそう告げた。


「彼女の精神が乱れてくる時期でもあるので、¨DOLL¨には、充分気を使ってやってください。」


そして、翌日、潤は響に会うことを許された。

響は、何もない質素な病室で、点滴を数本腕に点され青白い顔で潤を見つめていた。

その瞳の色は、すでに自我が目覚め、キラキラと澄んでいてとても綺麗だった。

(こんなにも、こいつは、顔色が悪かっただろうか・・?)


「こんにちは、潤さん。」


それでも、彼女は頬にえくぼを作って笑う。


「僕はどこか悪いんですかね?」


「はっ?」


潤は、ただ驚いた。

彼女が何も知らされていない、事実に…。

親父やLOVE CONPANYのやり方に…。

心底嫌気がさした。



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