この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第11章 十一章




俺は・・・。

何も知らされていない。
・・・・響が哀しい。

心と身体を他人に勝手に弄られてしまった。
・・・・響が哀しい。

なんでお前は¨DOLL¨として生まれてきた?
親の事情で売られたのは、なんとなく分かる。
皆・・自分勝手だ。

普通の家庭に生まれてくれば、人畜無害そうなお前が・・。
なんでよりによってお前みたいなやつが・・・。
俺の子を宿す羽目になってしまうんだよ・・・。

俺は親父を許さない。
絶対に。
許せない。

響が無事出産したら、LOVE CONPANYをこの手で俺がぶっ潰す。

……………………。
………………。

…その前に俺は……。
…真琴と別れなければならない。

男として、守らなければならない者は…分かってるつもりだ。

真琴は俺がいなくても、あいつが傍にいる。

だから、たぶん俺と別れて辛い思いをするのは、きっと少しの間だ。

ただ、俺はまた真琴を傷つけることになる。

そうなれば、きっと俺はあいつに殺される。

いや、殺されるよりも、もっと恐ろしい目に合わされるな。

…しょうがねぇ。

俺は、最後まであいつに振り回されて、地獄を味わって死んでいくのが定めなのかもしれないな。

今でも真琴のことが好きだ。


真琴・・・ごめんな。
真琴・・・すまない。


何度謝っても、償いきれないよな。

響の妊娠は俺のせいじゃねぇが、人工的に俺の子を宿してしまった、哀しい響を、俺は見捨てることは、出来ない。




.
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ