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愛DoLL☆美しき野獣
第11章 十一章
「響が妊娠したんだ・・。」
「・・・・・!?」
その予想も出来ないことに、真琴は混乱する。
「・・・そんな・・・そんな。」
「俺は一切彼女に手を出してないが、俺の子を妊娠している。今、3ヶ月に入った。」
「「手を出してないのに、なんで妊娠するの?」」
真琴の悲痛な叫び声が、あたりに響いた。
「響が¨DOLL¨として派遣された時には、俺の精子を胎内の中に人工的に植えつけられていた。」
「い、いやだーーーーーーっ!!!!!」
真琴は頭を抱えて叫んだ。
そしてブンブン首を横に振る。
「響は精神制御され、肉体改造もされ、記憶の改ざんもされている、¨DOLL¨だ。病院としての彼女の受け入れ先は、ない。」
「潤さん、お願い!!!!もう、聞きたくない!!!聞きたくないよ!!!」
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