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愛DoLL☆美しき野獣
第12章 十二章
真琴は絡められていない方の腕を伸ばし、エドワードのサラサラの髪に手を埋め、彼の顔を引き寄せた。
その、思いもよらない彼女の行動に、彼は、目を見開いた。
「どうしたの???」
真琴は答えず、エドワードの形の良い唇に、ゆっくりと自分の唇を重ねた。
すぐに離すが、今度は深く口づける。
舌を侵入させ、彼の口内をグルリと掻き乱す。
「…んんっ…ふっ…っ!?」
最初は控えめにしていた彼だが、こんなキスを仕掛けられて、一瞬で理性が吹っ飛んでしまった。
「はぁ……んっ…!!」
腕をずらして真琴をベットに組み敷き、久しぶりの彼女との濃厚なキスを堪能する。
「…んんっ…あっ…んっ!!」
最後にちゅっ、ちゅっと、つばむようなキスを繰り返すと、彼は真琴の耳を甘噛みした。
「…ぅ…っ!?」
ビクンと、真琴の肩が揺れた。
見下ろすと、顔を真っ赤にして、熱を帯びた瞳で彼女は自分を見つめていた。
「…もしかして、オレとしたいの?」
「…そう…あたしね?」
「・・・・・・。」
「昨日、気がついたの…。」
「何を?」
「一番…誰が好きか…。」
「…ん???」
「…エドさん、あたしを…メチャクチャにして…?」
「・・・!?」
「…あたしをあなたのお嫁さんにして下さい…。」
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