この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第12章 十二章
「ん?何、いまさら動揺してるの?」
「い、いえ。」
彼のあまりの唐突な発言に、真琴の涙なんて吹っ飛んでしまった。
確かにあたしは、エドさんにお嫁さんにしてって言ったけど、こんな急な展開に頭がついていけない。
それに、エドさんに、まだ潤さんとあたしが別れたこと言ってないのに・・・。
都合よく、よくそこまで話を進められますね????
ああ、そうだった・・・この人は、究極のエゴイストさんでもあったっけ・・・。
どうやら、さっきの彼の優しさに、あたしの記憶がぶっ飛んでしまったみたいだ。
.