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愛DoLL☆美しき野獣
第12章 十二章

真琴の叫び声に、顔を上げたエドワードは、一瞬、彼女を見るが、無視して仕事にまた打ち込み始めた。
RRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRR
突然、彼の電話が鳴った。
「Hello!!」
彼の言葉は英語だったが、次から次へと、言葉が変化していく。
ドイツ語、フランス語・・・あとは真琴にはよく分からない言葉の相手と会話している。
真琴はやっぱり彼は外人なんだなぁと、再確認する。
仕事をしている彼の姿はまるで別人だった。
なんだか話しかけづらく、真琴は体育座りをして彼が終わるのをじっと待った。
右足首の錘は、約10kgぐらいありそだった。
歩くのも大変そうだ。
重い足枷を付けられてしまった。
真琴は観念してずっと彼のことを待っていたが、そのうちだんだんと、トイレに行きたくなってきた。
そういえば、朝から一度も行ってない気がする。
行きたいと思い始めると、行きたくて仕方がなくなる。
錘を両手で持ち上げ、ソロリとベットから降りると、彼が電話しながら、こちらへやってきた。
そしてこともあろうか、片手で真琴をベットへ放り投げる。
「ぎゃっ!!」
ドサッッと元の場所に戻された。
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