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愛DoLL☆美しき野獣
第2章 二章


次の日。

真琴が起きるとエドワードの姿は、どこにも見当たらなかった。

今日は、日曜日だ。
潤もエドワードも休みなはずなのに。
もちろん、真琴も学校は休みだ。

朝ごはんを作り終えて、潤の部屋に行っても誰もいなかった。
夕べ布団が引かれていた形跡もない。

(潤さんもどこに行ったんだろう?ひとりでご飯食べるのも味気ないし、とりあえず掃除しようかな。)

そう思い立って、各部屋の隅々まで掃除機をかけ、リビングの床を磨いた。

そして・・・・。

最後に主寝室の扉を開けた。

すると・・・。
そこには・・・。


「…えっ?」


潤が、ベットに気だるそうに横たわっていた。


「潤さん!?大丈夫ですか?」


真琴は駆け寄り、潤の顔を心配そうに覗き込む。


「・・・うるせぇ。」


心底、迷惑そうに真琴を睨む。
真琴は、はっとする。


「それ、どうしたんですか?」


潤の首筋から上半身裸の部分にかけて、無数の傷や痣がいっぱいで、かなりひどくなっていた。


「なんでもねぇよ。」


「でも、傷、痛まないんですか?」


「いてぇ!!」


「じゃあ待っててください!!救急箱を持って来ますから!!」


「いい。こんなの慣れっこだ。」


「へっ?」


あまりのことに、声が裏返った。


「それより、少し眠らせてくれ。あまり寝てねぇんだわ。」


「でも!!!」


「エドはどうしてる?」


「家の中を見ましたが、どこにもいません。」


「…そうか。しばらくあいつの顔を見たくねぇ。あいつが帰ってきたら、当分ここに寄せ付けるな。いいか?これは命令だ!!」


「分かりました・・。」


(潤さんとエドさん、昨夜、ここで一体何があったんだろう?)

真琴は疑問に思ったが、怖すぎて何も聞けなかった。
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