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愛DoLL☆美しき野獣
第15章 十五章
「お仕事が忙しいなら・・・もう寝たほうが良いです。あたしなら、大丈夫です。」
いそいそと、真琴は、彼の腕の中から、逃げようとしたが、反対に、ベットの上に押し倒されてしまった。
自分の身体に被さってきた彼の青い瞳と目が合う。
きれいなサファイアのような瞳。
少し熱を帯びているのが分かった。
「君の今の名は、真琴・ジャックスホード・ボルカンだよ。」
「えっ?」
「オレの妹。でも、このとおり血は繋がってない。数ヶ月前に父が君を養女に迎えたんだ。」
「・・・は、はぁ。」
「東堂のことは、無理に忘れなくてもいい。だけど、真琴には、出来れば今を見つめて欲しい。」
「エ・・エドワードさん・・。」
なんか、ドキドキしすぎて、胸が苦しい。
彼が、何度も頭を撫でるように、耳や頬を愛撫するから。
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