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愛DoLL☆美しき野獣
第15章 十五章
,彼のキスが気持ち良すぎて・・・。

頭が真っ白になる。


「・・・・・!?」


次の瞬間。

ぐいっと腕を引っ張られて、起き上がらせられた。

トロトロに溶けたあたしの身体は、途端にエドワードさんの胸の中にもたれかかってしまう。

全然力が入らなくなっていた。


「キスだけでイッたの?」


かぁああ~っと、あたしは、これでもないくらい顔が茹でタコみたくなった。


「ねぇ?教えて?」


そんな彼の質問に、恥ずかしさのあまり、ブンブン首を横に振ってしまう。

あたしは、振ってしまった後に、しまった・・・と後悔した。

この場合、ちゃんと答えないと、彼のする行為がどんどんエスカレートすることを、すっかり忘れていたのだ。

案の定、身体を後ろ向きにさせられ、彼はあたしのパジャマのボタンを外しにかかった。

プチン。

「そっか、絶対にイッたと思ったんだけど、違ったんだね?」

プチン。

「さすがにキスだけじゃイけないよね?」

プチン。

「じゃあ、とりあえず、胸で一回イっとこうか?」

ボタンを全部外され、自分の胸が露になる。
彼の綺麗な指が、外のラインをなぞり、ゾクゾクする。

この体勢じゃ、されている様子がモロ丸見えで、ものすごく恥ずかしい。


「「・・あっ!!いいの。いいから。」」


「なんで?真琴はここを、どうして欲しい?」


ぐっっと両胸を寄せられ、わざと煽り立てるような意地悪をされる。

ドクン、ドクン、ドクン。

彼の手から心臓の音が伝わってるよ、絶対!!!


「どうもして欲しくないの!!」


「え?」


「「もう、身体、弄んないで!!」」


じわ~っと涙が滲んできた。
恥ずかしすぎて、顔から火が噴きそうだ。

すると、あたしの耳元に、悪魔のような言葉を囁かれる。


「そんなこと言って、オレから逃げられると思ってるの?」


「・・あっ。」


くちゅっと、耳の中に舌を入れられ、ゾクリとする。


「オレのことが欲しくて堪らないくせに。」



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