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愛DoLL☆美しき野獣
第15章 十五章


図星だった。

どうあがいても、エドワードさんの腕からは逃げられる筈がない。

また、自分の想いとは裏腹に、快感に引きずり込まれてしまう。

だけど、身体は、熱くて、熱くて、彼に触れられた処が、ジンジンしてる。


「恥ずかしがることはないよ?オレはただ、真琴が気持ち良くなってくれればいいなって思っているだけだから。」


「で、でも!?」


「怖いの?オレにどんどん開拓されていくのが?」


「うん。」


「でも、もう怖がらなくても、大丈夫だよ。」


彼は、あたしの顔をくいっと、持ち上げ、ちゅっと軽くキスをする。


「君が嫌がることは、極力しない。ストレス障害の病状が悪化したら、大変だろ?」


「・・うん。本当に?」


「本当!じゃあ、またキスしよっか?」


さっきの声のトーンより、少し優しくなった気がする。


「うん。」


あたしは笑顔で頷いて、目を閉じた。

その途端、重なる唇。

・・・どうしよう。

エドワードさんに優しくされて、すごく嬉しい。


「愛してるよ。真琴はオレが与える快感に、ただ、身体を委ねてくれればいいから・・。」


その心地の良い彼の声に、安心して。

あたしは自然と彼に身を預けた・・・。
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