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愛DoLL☆美しき野獣
第15章 十五章
朦朧とする意識の中で、ぼんやり覚えてるのは・・・。
エドワードさんの優しい笑顔と・・。
熱い吐息・・。

身体中にキスを落とされて、あたしは無意識に、何度も何度も泣いてしまった。

それは、とても幸せな嬉し泣き。

大好きな人に、何度も求められて。

女であることの幸せを実感した。

窓からは、朝日が昇り始めて、辺りが明るくなっていた。


「良かった。かなり優しくしたから、今回は一度も気を失わなかったね?」


「・・・・。」


もう、何も返す言葉が見つからない・・。


「嬉しかったよ?君からあんなに求めてくれて。」


「ひゃああ!もう言わないで!!」


恥ずかしくて、顔が熱い。

彼の顔が見れない・・・。


「大好きだよ、真琴。すごく可愛い。」


エドワードさんは、優しく腕枕しながら、頭を撫でてくれた。

あたしは、もう、生娘だった頃の自分には戻れない気がする。

彼に身体を委ねて、その温もりと、愛の大きさを肌でたくさん感じてしまったから。

・・・この人は。

あたしのことを本当に愛してる。

そう、実感させられてしまった。


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