この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第2章 二章


潤は真琴に対して、侘びなきゃならないとこころの中で思っていた。

(たぶん、真琴を¨DOLL¨にしてしまったのは、俺と静が親の反対を押しきって、つき合いだして駆け落ちまでしてしまったせいだ。)

それは、全部親父のせいなのだが。

(…真琴を¨DOLL¨としてここに送りつけたのも親父だろう。)

親父がなんでここに真琴を送り込んだのか知らないが、なにか、よからぬ悪巧みを考えているに違いないと、潤は思った。

(真琴と初めて会ったとき、俺が名乗っても彼女は顔色ひとつ変えなかった。
それは、¨DOLL¨として孤島で育ったからか?
俺と静の確執も聞かされてないみたいだ。
何も知らずに¨DOLL¨にされた真琴を俺は、不幸にしたくない。
かといって、契約更新するつもりもない。
もう、静がらみの縁は、断ち切りたいんだ。
俺とエドの同性愛のうわさから、静にはもう別のところで恨まれてる気がするが。)

どっちにしろ、結論を出すには、まだ早すぎる。

今は、真琴がエドワードに惚れないことを最優先するべきだ。


「お前は俺と男の¨DOLL¨だけに手ぇ出してれば良いんだよ?」


潤は、寝ているエドワードの頬にキスを落とす。

今までやつがしてきた¨DOLL¨の扱いは、貪欲で浅ましいものだった。
もし、この先真琴を性の対象で見るようになったら、大変だ。
それに愛情が加わったりしたら、どうなる?
エドなら、真琴を真っ先に監禁するだろう。
いや、監禁するだけじゃすまないかも。
それは想像がつかないくらい恐ろしいことだ・・・。

(俺は真琴に負い目がある。
だからわざとエドの好まない服を毎日着させてる。
出来るだけ、エドと二人きりにさせたりしない。
昨夜、忠告もした。)
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ