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愛DoLL☆美しき野獣
第16章 十六章



¨DOLL¨の部屋に移動すると、エドワードは、いきなり潤を簡素なパイプベットの上に押し倒した。

二人の体重がのしかかり、パイプがギシっと、軋む。


「なっ、なにすんだ、てめぇー!!」


「大人しくして?あの子に、聞かれたくないだろ?まぁ。ここは防音だから音が漏れることは、絶対にないだろうけど?」


「はぁぁ???」


潤は、驚きを隠せず、身体を捩るが、エドワードが馬乗りに乗ってきたので、身動きが取れない。

恐ろしく妖艶な瞳で、笑みを浮かべ、エドワードは、ベットの柱に繋がっている拘束具を潤の足に嵌めていく。


「やめろ!!お前とは、終わっただろ???」


「あれぇ?そうだっけ??もう忘れたよ。」


「はっ?都合の悪いことを忘れるフリすんな・・・んっん・・・っ!?」


エドワードは、潤の唇に、深く深く口づける。

舌を入れ、歯列の隅々まで、舐めあげ、刺激する。


「ふっ・・はぁ・・うっ・・。」


ぐちゅぐちゅと、卑猥な音が窓もない狭い部屋に響き渡る。

潤の力が抜けたところで、やっと唇を解放した。


「真琴と、たくさんキスしたよ。」


「・・はぁはぁ。」


「それに真琴とたくさんHしたよ。」


「はぁ・・なんだよ・・自慢しに来たのかよ?」


「オレ・・幸せなんだ・・今・・。」


「ああ?・・・んじゃあ・・なんでお前・・。」


「言うな!!!」


エドワードの叫びに、潤は信じられないという顔をする。

恐る恐る手を伸ばし、青い瞳に触れようとする。


「何で・・・泣いてるんだ?」


ポロポロ流す、彼の涙は、潤の顔に落ちていく。

潤は、彼の泣き顔を見たのは生まれて初めてだった。


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