この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第16章 十六章
「全く、お前って奴は、つくづく矛盾している生き物なんだな?」
「うるさいよ。オレのことを理解出来るのは、潤くらいなんだよ。」
「くくくっ。確かに。」
「優しいSEXだけじゃ、心は満たされても、身体が満たされないんだ。こんなオレの気持ち、潤なら、分かってくれるよね?」
「お前、根っからのサディストだからな。」
「・・・うん。」
「なのに、真琴には優しくしてやってんだな?」
「そう、この上ないくらいにね?彼女は毎日、幸せそうにしてるよ。オレの苦悩も知らないで。」
「慰めてやろうか?」
「いいの?」
蒼い瞳が熱を帯びる。
その熱から、狂気の沙汰が現れる。
「ああ、その凶暴な性癖が、そのまま真琴に行ったら困るからな。仕方ねぇだろ。」
「・・ごめん、潤。顔は傷つけない。響ちゃんが心配するといけないからね。」
エドワードは、潤のシャツを脱がせ、肌に爪を立てていく。
「・・・っ!?」
「ごめん・・止められない。」
「・・・ああっ・・。」
「ねぇ、潤は響ちゃんと一回位は、したの?」
「・・って!!してねぇ・・・!!」
「そっか、本当に潤は潔癖だよね?惚れ惚れするよ。」
「・・・そうかよ。」
「そんな君のことが、むかつくくらい、好きだよ、今からたくさん可愛がってあげるから、覚悟して。」
.