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愛DoLL☆美しき野獣
第16章 十六章


「全く、お前って奴は、つくづく矛盾している生き物なんだな?」


「うるさいよ。オレのことを理解出来るのは、潤くらいなんだよ。」


「くくくっ。確かに。」


「優しいSEXだけじゃ、心は満たされても、身体が満たされないんだ。こんなオレの気持ち、潤なら、分かってくれるよね?」


「お前、根っからのサディストだからな。」


「・・・うん。」


「なのに、真琴には優しくしてやってんだな?」


「そう、この上ないくらいにね?彼女は毎日、幸せそうにしてるよ。オレの苦悩も知らないで。」


「慰めてやろうか?」


「いいの?」


蒼い瞳が熱を帯びる。
その熱から、狂気の沙汰が現れる。


「ああ、その凶暴な性癖が、そのまま真琴に行ったら困るからな。仕方ねぇだろ。」


「・・ごめん、潤。顔は傷つけない。響ちゃんが心配するといけないからね。」


エドワードは、潤のシャツを脱がせ、肌に爪を立てていく。


「・・・っ!?」


「ごめん・・止められない。」


「・・・ああっ・・。」


「ねぇ、潤は響ちゃんと一回位は、したの?」


「・・って!!してねぇ・・・!!」


「そっか、本当に潤は潔癖だよね?惚れ惚れするよ。」


「・・・そうかよ。」


「そんな君のことが、むかつくくらい、好きだよ、今からたくさん可愛がってあげるから、覚悟して。」


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