この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第17章 十七章



ボタンを押そうとする響の手に、そっと、冷たい手が添えられた。

響は、ビクビクビクっと、する。

震える首を、抑えることが出来ずに、顔を上にあげると、頭が真っ白になった。


(・・・やっ・・ああーーーーっ!)


「やはり、顔色が良くないですね?響さん。」


響は、恐怖のあまり声が出せない。

スラリとした長身。

メガネをかけた完璧主義者で、サディスト。

過去の¨DOLL¨としての記憶が蘇ってくる。


「元、ご主人様に対して、この僕に、ご挨拶はないんですか?響さん。」


彼は、響の両手を抑え込み、クスリと笑った。

その氷のような瞳に、響は、恐怖しか感じ取れない。

ガクガクと震える身体が恨めしい。

そして・・声を絞り出して縋った。


「・・ち・・千秋さま。お・・おひさ・・しぶ・・り・・で・・・んっ・・。」


最後まで言い切るまでに、口の中に指を突っ込まれた。


「・・ン・・・っ・・・んんーーー!!」


「いっそ、このまま息の根を止めてしまいますかね?まさか、あなたが木下潤の¨DOLL¨だったとは・・全く持って、知りませんでしたよ。」




.


.
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ