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愛DoLL☆美しき野獣
第17章 十七章
「ここじゃ、話が出来ねぇ。今夜、俺のマンションに来い。」
「いいの?潤は響ちゃんのそばにいなくて?」
「お前もいいのか?真琴のそばにいなくてよ?」
「真琴にも休息は必要だよ。この一週間、まともに寝かせてあげてないからね。」
「真琴を抱き壊すな、馬鹿野郎が!!」
「だから、そうならない為にも、潤が必要なんだよ。」
「くそっ!!!」
ダンっと、ベンチを蹴った潤。
その表情は、とても辛そうだった。
エドワードは、はっとする。
普段なら、絶対に慰めてくれなんて言わない筈なのに・・。
躊躇なくさっき彼は言った。
「何かあったの?」
「俺、響の顔がまともに見れねぇーよ。泣きそうだ。」