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愛DoLL☆美しき野獣
第3章 三章
「何ですかアレは??」
「あ?事実だろ?」
「でも、誤解されちゃいますよ、いや、もうされてるよぉ!!!」
「うるさい、早く乗れ!!」
強引に車に放り込まれる。
と、同時に右手が自由になった。
(まったく、この人は!!!!俺様もたいがいにしろ!!)
パチンとシートベルトを締めると、潤は車を発進させた。
「あれは友達か?」
「白石くんと加瀬くんですか?」
「ふたりともガラの悪い連中だな。」
「あなたに言われたくないですよ!!」
「ふん!俺はああいう輩には鼻が効く、せいぜい貞操には気をつけるんだな?」
「白石くんも加瀬くんも良い人たちですよ!!」
「そうか?そんな風には見えなかったぞ。」
「ああ、そうですか。」
(潤さんは、あたしのこと心配しすぎだ。)