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愛DoLL☆美しき野獣
第17章 十七章


「しかし、お前が真琴を女子高なんかによく通わせたな?」


「これからは自由に生きて欲しいと思った。高校で夢を見つけて頑張って欲しかったんだ。」


「記憶を無くさせた、詫びのつもりか?」


「まあね。それもあるけど…もっと世界を広げてあげたかった。まさかアイドルに嵌まるとは、思わなかったけど!」


「そうか、お前にしては上等だな。それはそうと、ストレス障害って、なんだよ?」


「千秋に会わせたら、発病したんだ。彼は真琴に対して、酷く残酷な態度をとり続けてたよ。」


「あのやろう!今度会ったらただじゃおかねぇーよ!ホモ野郎!」


「それより潤は、真琴をどうやって寝かしつけたの?」


「あ?それはだな…。」


「まさか抱いたの?」


「まさか、ちげぇーよ!ちょっとだけ抱きしめてやっただけだ!!」


「ふーん。潤にも有効なんだ。入眠効果。やっぱり潤も真琴の¨特別¨なんだね。」


「はぁぁ?」


「あ、ちなみにメアリーやオーバックでも試したけど、全然ダメだったよ。」


「そうか。ベットに移した時、しばらく添い寝してやらなきゃダメだったぞ?」


「そう?オレの場合、プラスSEX有りじゃなきゃ、真琴は深い眠りに入れない。この一週間みっちりしたから、眠れても彼女の身体の方が参ってる。だから潤に礼を言うよ。真琴を寝かしつけてくれてありがとう。」


「あ、ああ。」


「今夜オレは家に帰らずに、睡眠薬で寝かしつけようと思ってたからね。」


「なんでわざと真琴を避けるような真似するんだ?」


「そんなの聞かなくても解るでしょ?」


「ああ、抱き壊さないためか?」


「それもある。けど、前にも言ったけど、彼女とは、そんなにハードなSEXはしてない。元々女の子の身体は、デリケートだから、オレの性癖には合わないし、一ヶ月に一度は真琴にも、休息は必要なんだよ。」


「ようするに、真琴は今、生理中ってわけか?」


「そういうこと。君が添い寝だけで寝かしつけられると知って、益々彼女には、潤が必要だと思い知らされたよ。」


「お前も俺が必要なんだろ?」


「うん。月に一度は、潤が…潤の事が欲しくなるよ。獣の血が騒ぐのかな。君が好きだよ。」
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