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愛DoLL☆美しき野獣
第3章 三章
エドワードは、ご機嫌で¨DOLL¨の部屋を出て行った。
残された潤は、自分の不甲斐なさに打ちひしがれていた。
「あぁ、完璧に墓穴を掘った!!」
(まさか、出会って一ヶ月ちょっとしかたっていない真琴のことを、あいつが¨害のない人間¨と認識していたとは思わなかった。)
今までエドワードは、異性に対して、これといって興味を持ったことがなかった。
それどころか、それはとても苦手な部類だったはずだ。
少なくとも、知り合ってからは、エドは女性を抱いたことはないと、潤は思う。
「やばい、完璧にやばい。俺のせいで、エドをその気にさせてしまった。何やってんだ、俺は!!!」
(彼女を守るどころか、、自分のせいで危険な獣を目覚めさせてしまった。)