この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第3章 三章
「真琴ちゃんはさ?」
「あ、はい。」
「オレのこと好き?」
「えっ!?えっと・・・えっと・・。」
(ど、どうしよう、何でエドさんいきなりそんなこと聞いてくるんだろう?)
「じゃあ、潤とどっちが好き?」
「エ、エドさんの方が好きです。」
(ひゃああああ!!言ってしまった。潤さんにあれだけ忠告されたのに、言ってしまった!!!)
「やっぱりそうか。」
「えっ?」
エドワードは、真琴の身体から手を退けた。
真琴は急にさびしくなる。
「それはね、たぶん、幼い頃からオレみたいな人間を好きになるように、脳にインプットされているからだと思うよ。」
「そ、そんなこと・・・。」
「あるんだよ、LOVE CONPANYは、平気でそういうことするんだ。」
「でも、あたし、精神制御はされていません!!」
「それとは、別に脳内洗脳されてると思うよ。君が全然気がつかないだけで。」
「Doll のこと、やけに詳しいんですね?」
「まあね、今まで散々¨DOLL¨を相手にしてきたし。」
「あ、あのエドさんは、サディストって潤さんが言ってました。それは本当なんですか?」
「フフ笑。これから君が、試してみる?」
「・・・えっと・・。」
真琴は目が泳いでしまう。
(それはちょっと怖い気がする。)
「ぶっプププ!!冗談だよ、女の子には、さずがにそれは、しないよ。」
「なんか、今、一線を張られた感じがします。」
「張るよ、張らなきゃオレは、君を、犯して、メチャクチャにして、君が泣き叫んでも、やめてあげれないから。」
「やっぱり潤さんが言ってたこと、本当なんだ・・。」
「そんなオレと、一緒にいる覚悟は、君にあるの?」
「あります!!」
真琴の即答に、エドワードは、びっくりする。
「オレはね、君とは、ウソの"恋愛ごっこ"はしたくないんだ。」
「えっ?」
(…そうだよね、あたしじゃエドさんの相手には、ならないよね、何だかガッカリ。)
「真琴ちゃんは、すぐに思ってることが、顔にでちゃうんだね。」
「そ、そうかな・・。」
「まぁ。嫌いじゃないよ、そういうの。」
クスリと笑う彼に真琴は釘付けになる。
(やっぱり、エドさんは、綺麗だ!せめて、嫌われてなくて、良かった…。)