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愛DoLL☆美しき野獣
第3章 三章
「ええっー!?本当ですか。」
真琴は、嬉しくて、舞い上がってしまう。
「うん。これから男と女として、ちゃんと付き合おう。」
「…でも、潤さんとは…?」
「潤とは、恋人同士じゃないよ。」
「本当ですか?」
「何を言っても、信じてもらえないかな?」
「いえ、エドさんがそう言うなら、信じます!!」
「ヤバイ…可愛い。」
「えっ?」
「いや、なんでもないよ。こっちの話し。」
「あ、あのですね…。」
急にモジモジして、顔を真っ赤にさせる、真琴。
「ん?なに?」
「…潤さんの代わりに、あっちの方も、あたし、頑張りますから。」
エドワードは、彼女が何を言いたいのか、すぐにわかった。
「えっ?それはさすがに、気が引けるよ?」
「でも、嫌なんです。あたし、潤さんが羨ましくて羨ましくて( ̄^ ̄)」
「っ笑。ヤバイね、それ。」
「…?何がですか?」
ぷくっと、頬っぺたを膨らませて、拗ねて見せる真琴が、可愛いくて、可愛いくて、堪らなくなる。
(……ずっとこの子のことを、守ってあげたいって、オレらしくないけど。)
「わかったよ、潤との肉体関係は、絶つ。だからといって、君にそれを求めたりしないから安心して?約束するよ。」
「エドさん・・。」
思いもよらないその言葉に、真琴は、涙が出るほど嬉しかった。
「でもひとつだけ約束して?」
「はい?」
「絶対に、他の男に体を触れさせないで?オレは嫉妬で君に何をするか分からないから。」
一瞬、とても鋭い瞳を放ったエドワード、けれどすぐに優しい瞳に戻った。
「最後にもう一度聞くけど、君はこんなオレと付き合う気はある?」