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愛DoLL☆美しき野獣
第3章 三章


「おいで、真琴。」


彼は両手を広げて、ここに来いと、促す。

(い、今、名前を呼び捨てにされたよね???)

ドキン、ドキン、ドキン。

恐る恐る、ちょこんと彼の膝の上に座ると、腕をまわされ、目の前に携帯電話の画面があった。

それは背後からほぼ抱きしめられている状態だった。
ほのかに彼の鎖骨から優しいローズの香りがする。
背中に感じる広くて厚い胸板、しなやかで筋肉質な肢体。
彼はれっきとした大人の男だ。


「いい?このボタンを押すとね・・?」


彼の説明なんて耳に入ってこない。
あまりにもそばで聞く、彼の声が心地良すぎて、酔ってしまう。

(この人は、なんて良い声をしているんだろう・・・。)


「ねぇ?ちゃんと聞いてる?」


「はい。」


「ほんと?最低でもメール機能は覚えておいてね?」


「はい。」


エドは、携帯を真琴の手の中に握らせた。


「真琴の手はちっちゃいね?」


「確かにエドさんと比べたら、ちっちゃいですね?」


「こんなに小さくて柔らかい手を、オレは握ったことないよ。」


「は、はぁ。」
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