この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第3章 三章


「毎日メールする。」


「えっ?毎日家で会ってるのに?」


「うん、だめ?」


ドキン、ドキン、ドキン。
いつの間にか、真琴は、顔が赤くなっていた。

(嬉しいに決まってる!…でも)


「いえ!!それよりもエドさんは、女の人に触れても大丈夫なんですか?前にあたしのことフニャフニャしてるって言ってませんでしたか?」


「確かに不思議な感じはするけど、君なら嫌じゃないよ。」


「そう、なんですか?じゃあ他の人は駄目なんですか?」


「どうだろ?生まれてこの方、異性にはあんまり関わらない様にして来たからなぁ。よくわからない。」


「そうなんですか。」


「あ、敬語はもう使わなくていいよ。」


「でも、10こも年が離れてるのに?」


「良いよ、オレ、そういうの気にしないから。」


エドワードは、慎重に優しく手を握りながら真琴を抱きしめていた。

真琴の身体ががあまりにも小さくて、華奢だから、自分が少しでも本気を出したら、身体の骨があっさり砕けてしまいそうだと、思っていた。

(不思議だ・・・この子を抱いてるとすごく心が落ち着く。暖かくて、ちっちゃくて、昔可愛がっていた犬みたいだ。)


「オレは君を守るよ。」


「へっ?」


「一年後の更新は、オレがするから、もう安心していい。」


「エドさん、あたし!?」


(そんなつもりで、彼氏になってもらったわけじゃないのに!)


「LOVE CONPANYにも、潤にも、誰にも渡さない。」


握った手に少し力を加えてしまった。


「・・っ!?」


あまりの怪力に、真琴は顔を顰めた。


「真琴。」


エドワードの吐息が熱い。
ドキドキが治まらなくなる。


「…っ?なに?」


「君はオレの大事な恋人だから、絶対に裏切らないでね?」


囁やかれながら、左耳を甘噛みされ、恥ずかしくなる。


「…あっ…うん。」


「真琴は、オレだけのものだから。」


彼は初めて知る、どうしようもない感情を、静かに真琴にぶつけていた。
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ