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愛DoLL☆美しき野獣
第30章 宣戦布告
エドワードは、真琴の髪の毛を弄りながら、ふんと鼻を鳴らす。
「軽くイッたの?オレの了解もなしに?」
「…ご、ごめんな…っきゃあ!!!」
エドワードは、真琴のワンピのスカートをめくりあげた。
パンツの中はぐしょぐしょで、スカートもお尻の部分が濡れて変色していた。
「シートまで濡らして、イケない子だね?そんな子には、もっとキツいお仕置きしなきゃだ」
「やぁ…!!!」
真琴は、恥ずかしさのあまり、エドワードの腕を掴んで、スカートを直そうとするが、彼の怪力には敵わない。
「真琴、携帯かして?」
「…んっ…?」
「今夜は遅くなりそうだから、オレが静に電話をかけてあげるよ」
「……!?」
真琴が驚いていることを、軽く無視して、エドワードは、彼女の鞄の中から携帯を取り出した。
「すごい着信履歴だ」
ブーンブーン、と丁度タイミング良く鳴った携帯に、そのままエドワードが出た。
「はい。エドワードです」
真琴は、その電話の内容を、ハラハラしながら、聞いていた。
「そんなに心配しないで、真琴は必ず君の元へ届けるから。それに、オレも君に話したい事があるし。うん、それじゃあ、後で」
彼は言いたい事だけ言うと、手短に電話を切った。
「…さぁ、これで時間を気にせず、真琴を虐められるね?」
「…ひゃあん、あっ、んああ…!!」
くちゅくちゅと、耳に舌を入れられ、真琴の体が揺れる。
「もっと、淫らに狂いなよ?本当に、今夜は、やめてあげるつもりは、ないから」
そして、エドワードは、手元にあるスイッチを押しながら、運転席と繋がっている備え付けのマイクに話しかける。
「大幅に予定変更だ。カイン、このまま潤の店に寄って?潤を迎えに行ってから、一度真琴を自宅に連れ帰る」
「…エドさん!?」
(…このまま、あたし、潤さんに会うの!?)
「何を驚いてるの?君も愛しの婚約者に会いたいだろ?」
「…!?」
エドワードの暴挙に、真琴は言葉を失い、絶句した。
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