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愛DoLL☆美しき野獣
第30章 宣戦布告



「きちんと話をつけよう。真琴だって、潤の過去を知ったからって、今更オレらの元から離れようなんて思ってないんでしょ?」


「…まだ、潤さんと会うのは、怖いよ!!!せめて、下着の中のこれ、外して!!!」


「ダメだよ!!オレは、一刻でも早く君を静の元から連れて帰りたい!!!」


「そんな!!!春休みの間だけじゃない!!!」


「静は、きっとそうは思ってないよ?潤やオレを認める気は、更々ないみたいだし」


「あたしが、なんとかするから!!!」


「そんなのは宛にならない。それに静は、あの千秋と同じ臭いがする。危険な香りがね、ぷんぷん漂ってるよ?」


「気のせいだよ、そんなの!!!」


「そうかな?オレの勘は当たってると思うけど!」


エドワードは、ポケットの中にある遠隔リモコンでローターの震動レベルを最弱から弱に上げた。

真琴の体が震える。


「…あっ、んああ…取って、これ」


「あ、潤の店が見えてきた。君の今の姿を見たら、さぞかし、びっくりするだろうね?」


「「もう、やめて!!!車からおろして!!!」」



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