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愛DoLL☆美しき野獣
第30章 宣戦布告


「「ああああ、いっちゃう、いっちゃう、いくー!!!!!!」」


潤とエドワードは、指と口で真琴を散々翻弄し、何度目かの絶頂で彼女は一際大きい声で、達すると、ぐったりして動かなくなった。


目隠しのタオルを取ると、彼女は、潮を噴きながら失神していた。


「あーあ、これじゃあ、朝まで起きないね」


「だな…」


真琴は、裸にされ、キスマークを至る所に付けられ、まるで犯された直後のようだった。

しかし二人は、服の乱れもなく、涼しい顔をしている。

静は、それが妙に、憎たらしく思えた。


「静、洗面所借りるよ?真琴の体をきれいに拭きたいから」


(…勝手にしなさいよ…きれいに拭いたからと言って、真琴の体が今更きれいになるわけじゃないわ…)


キツく睨むと、潤が静の拘束を全て取った。


「…悪かったな?」


「………」


(本当よ?あり得ないわよ、あんたたち!!)


その間に、濡らしたタオルで、エドワードは、真琴の体をきれいにしていた。

静は、深呼吸をして、心を落ち着かせた。


(…ふぅ、まだ大丈夫よ、真琴…お姉ちゃんが守ってあげるから…)


「…あなたたち、毎晩、真琴を二人で抱いてたのね?」


「ああ」


「真琴が、快感を植え付けられた麻薬患者みたいに見えたわ」


「…ある意味、間違いじゃねぇかもな。エドの手に落ちたら、二度と抜け出せないからな」


「で、それを、わたしに見せつけて、どうしたいのよ?」


「春休みを終えたら、きちんと返して欲しい
。そして、潤との結婚を認めて欲しいんだ」


「それは…真琴の体は、あなたち以外が所有できるはずがないからって、そういうことね…?」



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