この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第32章 解けない魔法



「…あっ…あっ…」


静はズルズルと、壁に寄りかかり、体がガクガク震え、金縛りにあったかのように、動けない。

エドワードは、ふんと鼻を鳴らしながら、そんな静を見下ろす。


「静?」


「…!?」


美しいエドワードの、顔が、更に冷酷なものへ変わっていく。

その顔を見た静は、恐怖のあまり、顔をひきつらせる。


「…あなた、悪魔だわ」


「へ?悪魔?オレが?まあ、それでも、全然別に構わないけど!!」


エドワードは、静の目線に合わせるように、しゃがみ込む。


「ひぃ、近寄らないで!!!」


「君の願いを、叶えてあげるよ?」


「…ガクガク…な、何を言ってるの…?」


「このオレが、君の思惑通りに、真琴をメチャクチャにしてあげるって言ってるんだ。」


「「…どういうことよ!?」」


「毎日、犯して、監禁して、人並みの生活を送れないようにしてやるよ。潤もオレも、君が思ってる以上に、真琴を離せないところまで来てしまっている。オレたちに、そうさせたのは、紛れもなく君だろ?」



静は、真琴が毎日凌辱され、自分の事を必死に懇願し、「助けて」と泣き叫ぶ姿を想像した。


「…ふふふ。」


すると、自分でも、押さえきれない程の感情が心の底から込み上げてきた。


(…そうよ、真琴なんかこいつらに、メチャクチャクチャにされてしまえばいいのよ…!!!潤の心は、もう二度と手に入らないのだから…)



「ふふふ、あははは!!!最高に可笑しい気分だわ!!!」


不気味に笑い狂う静に、エドワードは、自分の話術にまんまと引っ掛かったと、心の中で笑った。


これで、最後の交渉だ。



「なら、もう満足だろ?あとは放っておいてくれないか?」



.
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ