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愛DoLL☆美しき野獣
第32章 解けない魔法


二人は、客間のベットに移動した。

ベットに押し倒した途端、性急に迫った潤は、お互いの衣服を剥ぎ取った。

荒々しく唇を奪い、その手で、ひとつひとつ彼の体を暴いていく。


その度に、艶やかな、エドワードの声が響き渡る。


「…っ、はぁ…潤…潤…」


普段、滅多に見られない彼の淫靡な姿は、とても綺麗で、滴る汗さえもキラキラしていた。

傷ひとつない、きめ細やかな白い肢体。

程よく筋肉がついていて、男らしい体つきだが、それすら、息を飲むくらいに、美しい。

彼の感じている姿は、あまりにも、扇情的だった。

彼のこんな姿を見れるのは、自分だけだ。


そう思うと、どうしても抑えがきかなかった。


「エド、好きだ、好きだ」


気がつけば、真琴の事を忘れるくらいに、夢中になっていた。


「潤…すごいね、どんだけ…んあっ、んん」


唇を塞がれる。

まるで、喋るなと、言わんばかりに…

どこまでも、激しく貪り続ける。

エドワードがその気になれば、潤の攻撃など一捻りに潰せるが、そこは敢えて、抵抗は、しなかった。


彼もまた、潤の事を愛して止まなかったから…


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