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愛DoLL☆美しき野獣
第32章 解けない魔法

自分の姿を見ると、シーツ一枚で、体の至るところにキスあとがついていた。
確かにこれでは、いかにも今まで潤とsexしてましたと、言ってるようなものだ。
しかし、だからと言って、いきなり真琴への気持ちが180℃変わった訳じゃない…。
寧ろ、好きや愛してるの領域を逸して、唯一二無の存在になってしまっている。
事実、拘束されている真琴を見て、先程発散されたはずの性欲が、再び復活して、激しく欲情してしまうのだから。
たぶん、真琴がそばにいれば、もう二人で愛し合う行為は、きっと二度としないだろう。
その気持ちは、潤も同じだった。
「………だから、なに?」
「なっ、なに?って!だって!!!」
「…ふぅん、それって、オレと潤へのやきもち?」
「…へっ?」
「あ?」
「可愛いね、そんなに、構って欲しいの?」
「…ち、違う!!」
ビクッ!!!!
エドワードは、真琴の頬に触れた。
ぶるぶると震える、彼女の体に触れる。
「ふっ(笑)、本当は、嫉妬で狂いそうなんだろ?」
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