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愛DoLL☆美しき野獣
第32章 解けない魔法




…愛してるからな…



その声で、目が覚めた真琴は、潤の腕の中、バスルームへ連れて行かれた。



「待ってろ、体、洗ってやるから!!」



服を脱いで裸になった潤を見て、ドキッとする。


(…かっこいい…)


自分の体を見ると、エドにろくに愛撫を施されなかったせいか、見た目は、どこも穢れているようには、見えなかった。

穢れているとすれば…

視線を下半身に移動させると、潤が、察して、シャワーのコックを捻った。


「俺が中を掻き出してやろうか?」


「…えっ?いいよ、大丈夫!!!」


「別に俺は、お前にエロい事をするつもりは、ねぇけど?」


「…違うよ…」


「ま、いい。来い!!!」


「…きゃっ」


潤は、真琴の体を引き寄せ、足を強引に開かせ、膣内に指を数本入れた。


「痛いっ!!!」


「血が出てるな。たく、あいつ、どんだけ乱暴に抱いたんだよ!!!!」


「…痛っ…痛い!!!」


「あとで薬塗ってやるからな。」


「…潤さん…」


丁寧に優しく労るように、真琴の体を洗っていく。


「…なんで…こんな風になっちゃったんだろう…?潤さん…うっ…ふぅ…お姉ちゃんが…なんで…」


「思いきり、泣いて、忘れろ!!」



真琴は、潤の腕の中で、思いきり泣いた。



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