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愛DoLL☆美しき野獣
第34章 激愛の末に…


ガッシャ―ン、何かが割れるような音が上から聞こえた。


「なに、今の音?」


真琴は、気になりダイニングの扉を開き、廊下に出て、螺旋階段を上った。

ガタン、ガタガタッと物音の激しい部屋を目指して、足を進めると、扉が微かに開いている部屋を見つける。


(…なんか、ドキドキするんですけど…)


そ―っと、覗き込むと、真琴の心臓が止まった。


(……嘘だ…)


トントンと、肩を叩かれる。


「ひっ!!!」


「しっ!!!!お静かに!」


カインが、真琴の口を押さえて、真琴の体を抱き抱えた。


「…見てしまわれましたね?」


「…ふが…ふぅん、んん…!!!」


真琴は、先程の光景が、目に焼き付き、心臓がはち切れそうだった。


(エドさんが、エドさんが、金髪の女の人とキスしてた!!)



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