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第34章 激愛の末に…

飛び出した瞬間、誰かに力強く腕を引っ張られる。


「「…っ!?」」


そして、すかさず、唇を奪われた。


(…エドさん!?)


「…ん…んふっ…ふぅん!!!」


舌が入り込み、余裕が全く感じられないくらい、荒々しいキスだった。


(…目眩が…する…)


「…ふぁ…あん…んん…ふぁ…んん…!!!」


(……息が出来ない…!!!)


容赦なく繰り返される、激しいキスに、真琴の体の力は抜け、エドワ―ドのなすがままだった。

(…あの人とキスしてた唇で、キスしてるのが、ムカつく!!!!)


「…やらぁんん…ふぁんん!!!」


エドの背後にいる視界に映ったエリザベ―トの姿は、緩いウェ―ブのかかった金髪の自分とは比べものにならないくらいの、美少女だった。


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